波照間島:旅行記
■波照間島へ出発(2006年10月)
沖縄の離島の中でも人気の高い波照間島へついに出発!
日本の最南端の島、波照間島への行き方は2パターンあります。
石垣島から船で1時間揺られる(2時間のバージョンもある)か、
琉球エアコミューター(RAC)で25分の飛行をするか。
管理人は、船酔いが何よりも心配なので迷わず飛行を選びました。
でもあの飛行機だったとは…。
石垣空港で搭乗手続きをする際に全員、荷物用の重量計
に乗せられます。ナゼかというと、飛行機は8人乗りだから
(うちパイロット1名)乗客の体重+荷物の重さで飛行機のバランス
をとるため。
ハタから見たら、重量計に乗っている姿がなんだか悲しかった…。
自分も乗ったけど。
▼琉球エアコミューター(RAC)
プロペラ飛行機!尾翼のシーサーの絵に注目。
飛行機は、車のシートベルトのようなもので固定するのみ。
これで、大丈夫かぃ??
離陸でガタガタ揺れて「落ちるっ!!」と何度も覚悟を決め
ましたが、飛んでしまえば海の景色に釘付けで気にならなくなり
ました。でも機体が斜めになった時は目がくらみましたけど。
青い海に吸い込まれるように着陸し、波照間空港へようやく到着。
▼波照間空港
空港はバスの停留所みたいです。でも、ちゃんといますよ空港警備員。
■「ゲストハウスNAMI」へ宿泊
今回は「ゲストハウスNAMI」へ泊まるので、早速宿の人の車で
向かいました。波照間島はアップダウンも少なくて何もない島という
印象…。でも、離島は何もないにつきます。
宿に着いたら、早速レンタチャリを借りて島の散策開始!
狭い島なのでとりあずプラプラしながら港に寄ったり、近くの食堂で
ソーキそばを食べたりしました。やっぱりうまい!
満腹になってからニシハマビーチへGo!汗だくでチャリをこいで
いたら海が見えてきた。待っていた青い海!
やっと波照間に来た実感がした…。
▼ニシハマビーチ
シュノーケリングのメッカ。沖縄でも指折りの美しい海で有名です。
ナント携帯電話があやうく圏外だった!
日本の最南端ドコモすら危うし。その後、星空荘で「最南端の証」
を発行してもらい、日本最南端へいざ出発。
もらった地図がものすごく分かりづらいので、ほとんどカンで
南へ南へと進む。途中すんげー、長い下り道があって快適だけど
帰りが不安になった。波照間島、全然日陰ないしけっこう疲れたけど
ようやく最南端の碑に到着!
▼日本最南端の碑
意外に観光客がたくさんいました。船便の人が多いみたいです。
海をみてたら遠くのほうから三線の音色が…。
星空センター(500m先)から聞こえる?!感動である。
早速、チャリこいで近くにいってみた。地元のオジィが弾いていた
模様。沖縄の原風景である。オジィが帰った後、屋根付きベンチで
寝そべって休むことにした。それにしても気持ちが良い~。
▼途中、こんな看板も発見!
宿に帰ると、夕食の時間の前に宿のご主人がとれたての魚を豪快に
さばいていました。NAMIでは、魚の刺身とお豆腐の汁物が無料で
いただけます。鮮度の高いお刺身に、幻の名酒“泡波”まで登場し
とてもにぎやかな夕食になりました。
■赤瓦の家におじゃまする
宿に泊まっている人は10人前後いましたが、近所のオジィ
が飛び入りで参加し、急きょみんなでオジィのお家におじゃま
することに。満月のためか、夜なのに道は明るくてとても静か。
この光景はずっと忘れないだろう。
たった一晩だけど、旅人の彼等とともに過ごした時間も。
初めて入る沖縄の赤瓦の家、感動でした。
天井は低いけど中は広くて調理場がなぜか2か所もあった!
漁師が多いからから?早速オジィが、おはぎや刺身のおつまみを
出して(十五夜だったので)くれて泡波をみんなでごちそうになる。
貴重な泡波をこんなに飲む経験はもうないだろうな。
▼左:波照間の名酒「泡波」沖縄本島おろか、本土ではなかなか
お目にできません。
宿のヘルパーさんが帰りの空港で、ヤギの絵の入った「波照間」
タオルを買っていたので管理人も記念に購入。
波照間空港は赤字路線のため、いずれ閉鎖されるという噂を聞く。
観光客と大事な島民の足が奪われてしまうのはとても悲しい。
何とか継続してもらいたい。
何もない静かなところだけど、旅人で出会ったほとんどの人が
リピーターだったということにこの島の魅力が隠されている気が
しました。
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